ゆっくり確実に止まる時
ため息がそれを煽る時
涙が止まらないのは仕方の無いことだと思う
謂われたとおりに動く世界なんて
一瞬の猶予すら惜しい

感覚が鈍ったと分かるだけマシ
そぅ思った日は遥か彼方に退いて
前方の暁
足の存在は朧
精神が突き抜けていく
いつの間に骨を突破したのか
それは当の本人ですら最早疑問にもしない。

誰にも喜ばれない花束を君に
嫌われる花なんて

気高さが邪魔をしている
生きながら進むのは困難であった
自分の信ずる所と決して相容れない所が
絶妙に交じり合って私を殺す
意思の無くなった私は溺れる
泳げない事を今更の様に思い出す

そして沈みながら思う
止まらない世界を責めて
未来に何かを願うことで救われるのではないかと

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